2012年2月15日水曜日

谷町う木う木と、谷町う木う木まtree 開催




昨年6月より、谷町空庭も立地する、北は天満橋、南は天王寺まで伸びる上町台地上のまちづくり活動の助成事業に採択され、「谷町う木う木」という、木のある暮らし×上町台地というテーマで、有志でぼちぼちとですが活動していました。

その集大成となるイベントを、1月28.29日に、谷町空庭より徒歩10分。杉やヒノキの国産材でオフィス什器類の製造販売を積極的にすすめるメーカーさん「内田洋行㈱」さんの屋外と2階イベントホールにて行わせていただきました。

(屋外の写真 う木う木マルシェ(食・農ブース)。屋内(林業・木・木の住まいブース)は社外秘のため撮影しておりません。)

合計40件ほどの出展者さんに出展いただきました。ありがとうございました!
食べたり、飲んだり、買ったり、つくったり、交流したり、学んだり、いろんな仕事のヒントを得たり、、いろんな「やまとまちがつながる」機会が、拙いながらもできたのではないかとおもっています。
これもまた事後報告ですが、サイトなどご参照ください。
また今後も、有志でなんとか活動はつづけていきたいと考えています。

サイト:谷町う木う木 

私たち企画メンバー(建築士など)は、仕事で、プライベートで、“杉やヒノキ”をもっと使っていこうという思いをもつことがしばしばあります。木の産地にいけばなおさらその思いを強くします。

杉やヒノキがたくさん植えられた森林は、人工林として、人の手によって苗木や種で植えつけれ、長期間にわたって世話をされ、成長した木は伐って、売られて、山の経済がまわるしくみになっていますが、その循環がいま、滞りがちになっている、という現状があります。
あるとき大量に植えられた木々は、間伐されたり、大きく育てられたりして、様々な建築などの用途に使われる予定でしたが、思うほどには利活用はされず、管理する資金もねん出されにくく、山は荒れ、木々は放置されている状態になっているということ。


放置される山をなくすために、お金が循環していく仕組みをつくること、木材をもっと使っていくこと。
でも都市部にいるわたしたち“使う側”にはその声がなかなか届きません
すでにその現状を知る、今回の企画メンバーは、考えました。
とにかく、楽しく、杉やヒノキにふれてもらうことからはじめよう。
杉やヒノキの良さを知ってもらったり、「私だったらこう使う!」を教えてもらおう。

なぜか、上町台地の上には、杉やヒノキなど木が好きな作り手や住み手がたくさんいる。
また上町台地は、木造の家(長屋など)もまだまだたくさんあるし、なにげないけどうまく木と付き合っている人がたくさんいる。
上町台地から、木のある暮らし、楽しくう木う木、はじめます

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