2010年11月9日火曜日

12月11,12日 富田林にて農とクラフトフェアします。

富田林寺内町を農とクラフトの切り口で、既存の町屋や空き家を貸していただき、新しい交流がうまれることを目的に、
農とクラフトフェアを行います。

ご関心あるかた、ぜひお越しくださいませ。

里庭は実行委員の一人として中心的に関わっております。
出展者も募集しています。

http://agri-craft.seesaa.net/


大阪は南河内地域の玄関口的役割を果たす、富田林駅周辺。
富田林駅を降りるとすぐ近くには、
室町時代後期からの歴史をもち、江戸、明治、大正、昭和の各時代の建物が多く残る、興正寺別院を中心に構成された“富田林寺内町(じないまち)”があります。
ここ寺内町は、南河内の豊かな恵みを背景に、周辺地域でつくられる農産物を集積する在郷町として、綿や菜種、酒造やみりんなどを扱うなど商業活動が盛んで、今ではその富の象徴ともいえる重厚な町屋が、寺内町独自の景観を形成しています。
またそのような商人の町であると同時に、町全体が“寺の境内”という形態をとったため、少しの志納金で安全に暮らせる、多くの職種が存在した職人町として、様々な職人技術が花開きました。


また、平成9年には、住民組織(寺内町をまもり・そだてる会)による長年の景観保存活動が実を結び、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されました。また平成20年には、住民、商業者、まちづくり団体、行政などからなる富田林駅南地区まちづくり協議会が発足、地域のまちづくりのプラットホームとしてまちづくりを進めており、現在では府がすすめる大阪ミュージアム構想にも選定されています。

 この歴史豊かな寺内町に関心を抱き、町並み散策やスケッチ・写真撮影などにも来訪者が訪れる中、この寺内町を気に入った10軒程度の新しいお店も生まれ、また寺内町周辺の町家を拠点に創作活動を始めるといった動きも出始めています。

『農とクラフト』の二つのテーマは、まさにこの町が刻んできた発展の歴史と存在価値を、これからのまちづくりに活かせるものであり、多くのアイデアとコミュニケーションを求めながら、“暮らしが息づく”まちの魅力を発信し、寺内町周辺の発展につなげていきたいと考えています。

たくさんの方々がこの寺内町を知っていただき、味わっていただける機会になれれば幸いです。

●開催日時
平成22年12月11日(土)・12日(日)  10時~16時頃(一部ナイトプログラムも有り)
*11日はじないまち散歩、軒下マーケットと同時開催
*雨天決行


●内容
城之門筋(日本の道百選にも選ばれた道)を中心に、アート・工芸分野の作家等による展示・販売・体験・製作実演(木工・ベンガラ染め・陶芸・イラスト他)
    ほか、古本市や、着物モダン喫茶、お正月に間に合う白味噌づくりワークショップ、なども開催。
 
興正寺別院境内での屋外コンサート
  
    投げ銭ライブ 
    12日昼 Sidewalk Salon Orchestra(クラリネット・七弦ギター、ベリーダンス)

中央商店街や越井家空き地などでの「じないマルシェ」(ファーマーズマーケット)
・・・南河内の農家を中心とした、野菜や米、調理済みの野菜系料理の販売、野菜や農業の展示・インスタレーション
  

中央商店街 軒下でのまちなみ写真展


●場所
近鉄長野線 富田林駅南出口下車すぐ※駅の南側の各商店会から寺内町にかけてのエリア一帯
(富田林駅までは、近鉄阿倍野橋(天王寺)駅から、準急、もしくは急行で約25分。)

●主催
農とクラフト実行委員会

●共催
NPO法人食と農の研究所

●協力
一般社団法人富田林じないまち文化トラスト、軒下マーケット、中央商店会

●後援(予定)
富田林駅南地区まちづくり協議会、寺内町をまもり・そだてる会

●問合わせ先
農とクラフト実行委員会 代表:
  まち×むらSTATION「里庭」(寺内町 紅梅蔵内)
  080-3655-2738(里庭 山内美陽子)
mail: agricraft2010@gmail.com

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